日大新聞学生が“日大のゴタゴタ”に「一学生としてあきれている」林理事長に悲痛な訴え

2023年12月04日 18:35

アメフト

日大新聞学生が“日大のゴタゴタ”に「一学生としてあきれている」林理事長に悲痛な訴え
会見を行う林真理子・日本大学理事長(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 日大アメフト部を巡る違法薬物事件に関し、同大学の林真理子理事長らが4日午後4時から都内で記者会見を行った。同理事長がこの問題について会見を開くのは今年8月8日以来、118日ぶりとなった。
 会見には同大学の「日大新聞」記者も参加し、質疑応答で挙手。会見予定時間を過ぎた中でラスト3人と通告された後に「一学生としてあきれている」とアメフト部の薬物問題に端を発した“日大のゴタゴタ”に日大生として率直な思いを林理事長に語り掛けた後、「どうしてこのようなことになったと思いますか」「前回の会見で学生たちの就職活動に影響がないようにしたいと話していましたが、どのようなことを行っていますか」と投げかけた。

 林理事長は、まず学生たちの就活について例年通りのセミナーや対策を取っているとした上で「学生たちには申し訳ない」と謝罪した。そして「アメフト部の問題がここまでになってしまうとは私も当初は考えていなかった」と自身の見通しの甘さを認めた。

 その前には、改善計画の具体的な改善案についても質問。日大新聞に寄せられた意見を元に、多くの学生は大学の運営に関心を持っていないということを明らかにした上で「今後、組織風土改善のために、学生へ具体的にどういった行動を求めていくか」と問うた。林理事長は「今回思いましたのは、学生の声をもっと聞きたかったということでございます。私のところにこういう風にしてほしいとか、理事長間違ってるんじゃないかとか、なんらかのレスポンスをもっとほしかったなというところです。今何をしてほしいのか、どうしてほしいのかという生の声を聞きたかったと思っております」と述べた。

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