【高校ラグビー】明和県央は報徳学園の展開力に屈し、「正月を花園で」の夢破れる

2023年12月30日 14:25

ラグビー

【高校ラグビー】明和県央は報徳学園の展開力に屈し、「正月を花園で」の夢破れる
<報徳学園・明和県央>後半、報徳学園・黒沢にタックルをかわされる明和県央(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会2回戦   報徳学園45―13明和県央 ( 2023年12月30日    花園ラグビー場 )】 正月を聖地・花園で迎える―。明和県央の目標に、前回大会準優勝の報徳学園が立ちはだかった。相手バックスの展開力に苦しめられ、3度目の3回戦進出はならなかった。
 1回戦で北越から8トライを奪い、54―5で快勝。チームの雰囲気は盛り上がっていた。フッカー上原渉主将(3年)も「同じ高校生。自分たちがやってきたことを出せば勝てる」とフィフティーンに向けて、ゲキを飛ばしていた。高校入学後に野球からラグビーに転向し、高校日本代表候補となったロック桑山翼(3年)を中心としたラインアウトを起点とした攻撃を再三仕掛けた。

 前半は報徳学園に3トライを許したが、8分から10分にかけ、FWの連続アタックで報徳学園ゴール寸前まで攻め込んだ。前半25分には星野瑛太(2年)がPGに成功。星野は後半6分にもPGを決め、試合の流れを変えようと奮闘。後半24分には1回戦2トライのプロップ生方碧空(3年)がゴール前ラックから飛び込み、意地のトライ。スタミナが求められる後半も報徳学園に対して、動き負けることはなかった。

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