混合ダブルスは山下・篠谷組が初優勝 篠谷「夢見ていた舞台」バドミントン全日本総合選手権

2023年12月30日 12:20

バドミントン

混合ダブルスは山下・篠谷組が初優勝 篠谷「夢見ていた舞台」バドミントン全日本総合選手権
<バドミントン混合ダブルス決勝>優勝しファンに手を振る篠谷(左)と山下ペア(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【バドミントン全日本総合選手権最終日 ( 2023年12月30日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 混合ダブルス決勝が行われ、山下恭平・篠谷菜留組(NTT東日本)が金子祐樹・松友美佐紀組(BIPROGY)を2―1(19―21、22―20、21―14)で破り初優勝を飾った。
 山下は「初めてのタイトルなので、まさか全日本総合で自分が優勝できると思っていなかった」と戸惑いながらコメントした。

 篠谷は「夢見ていた舞台。日本で一番大きな大会なので私自身うれしい気持ちでいっぱい」と笑顔で話した。

 第1ゲームを落とした山下・篠谷組は第2ゲームも相手に先行を許した。終盤に踏ん張りゲームポイントを握りながらも追いつかれてジュースに。そこから連続得点でこのゲームを奪い勢うと、第3ゲームは終始リードを保って逃げ切った。

 山下は「苦しい展開でも要所で粘りきって最後まで諦めなかったことが勝ちにつながった」と声を弾ませ、篠谷は「2人で足を動かして気持ちを出して乗り越えて戦えた」とうなずいた。

 前回大会も決勝に進んだが、渡辺勇大・東野有紗組に0―2で敗れて涙をのんだ。1年前の雪辱を果たした山下は「去年は本当に悔しかった。今日はいいプレーができて勝ち切れて本当にうれしい」と満足げだった。

 篠谷は青森山田高時代から全日本総合選手権に出場。栗原文音とのペアで14年大会の女子ダブルスで準優勝した経験もある。初めてタイトルをつかみ「悔しく終わることばかりだった。それでもめげずにトップを目指してきた。今年は優勝できて社会人12年間頑張ってきてよかった」と感慨深げに話した。

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