【箱根駅伝】青学大&中大が駒大包囲網 序盤での独走阻止へ 青学大・原監督「往路に主力を配置」

2023年12月30日 05:00

駅伝

【箱根駅伝】青学大&中大が駒大包囲網 序盤での独走阻止へ 青学大・原監督「往路に主力を配置」
打倒・駒大を目指す青学大・原監督
 来年1月2、3日に行われる第100回東京箱根間往復大学駅伝の区間エントリーが29日に発表された。
 史上初の2季連続大学駅伝3冠を目指す駒大は、2区に主将の鈴木芽吹(4年)、3区にはホープの佐藤圭汰(2年)を起用した。序盤で首位に立つための配置だ。

 ただライバルも王者の独走を阻止する戦略を打ち出した。前回2位で、28年ぶり15回目の優勝を狙う中大の藤原正和監督は「駒大は3区で先頭に立っていたい思惑がある」と分析。3区まで1年前と同じ布陣で対抗する。

 1区の溜池一太(2年)は前回4位、2区の吉居大和(4年)、3区の中野翔太(4年)は前回区間賞で首位でたすきをつないだ。藤原監督は「3人ともいいイメージを持ってコースに挑める」とその再現をもくろむ。

 2年ぶり7回目の優勝を目指す青学大の原晋監督は「駒大に先行されると強い。往路に主力を配置して背中が見える範囲で。前に行きたい」と話す。全日本6区3位と好走した荒巻朋煕(2年)を1区に登録。補欠に入れた出雲2区区間賞、全日本2区2位の黒田朝日(2年)を2区、前回4区2位の太田蒼生(3年)を3区に投入する可能性が高い。

 原監督は「駒大1強は変わらない。青学大、中大、国学院大で挑む構図」と予想する。どこが駒大を止めるか。往路の序盤がポイントになりそうだ。

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