【高校ラグビー】春の王者・桐蔭学園が強すぎる!相手監督が脱帽「衝撃的。大学生とやっているよう」

2023年12月30日 13:52

ラグビー

【高校ラグビー】春の王者・桐蔭学園が強すぎる!相手監督が脱帽「衝撃的。大学生とやっているよう」
<桐蔭学園・松山聖陵>後半、完封勝利した桐蔭学園フィフティーン(奥)(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会2回戦   桐蔭学園92―0松山聖陵 ( 2023年12月30日    花園ラグビー場 )】 5大会連続8回目の出場となる松山聖陵(愛媛)は、0―92でAシードの桐蔭学園(神奈川)に大敗し、2回戦で姿を消した。
 1回戦で近大和歌山(和歌山)に52―5で大勝して、迎えた春の選抜大会覇者、桐蔭学園との一戦。開始1分に先制トライを奪われてから防戦一方となり、前後半を通じて計13トライを献上する。手も足も出ないままノーサイドとなり、松山聖陵の渡辺悠太監督(35)は相手の強さに脱帽した。

 「衝撃的な強さだった。長年、ラグビーをやっているけど、大学生とやっているような感じ。“ラグビー偏差値”とかでは言い表せないし“なんでこうなるのか”も理解できない」

 渡辺監督は現役時代、東海大仰星(現東海大大阪仰星)の一員として日本代表FB山中亮平(神戸)らと日本一を達成した。松山聖陵を率いて12年目。指揮官としても経験を重ねてきたが、その強さは味わったことがないものだった。

 「全てが衝撃的で、言葉では言い表せない。フィジカルとかスピードとかだけじゃなくて、見たことがないぐらい。経験したことがないです、僕も。それぐらい、何もできなかった。悔しいけど、へし折られたな…と。段々と階段を上がってきている中で、バチコーンと来られた。大学とか高校ラグビーの決勝で70、80点ぐらい取られた感じ。“無理やん”“勝てへんやん”みたいな。それぐらい、やられました」

 圧倒的な差を痛感させられた今大会。厳しい現実と向き合いながら、また再出発する。

おすすめテーマ

2023年12月30日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム