尊富士が1敗死守で110年ぶり新入幕V王手! “荒れる春場所”は3敗の豊昇龍、大の里との優勝争いに

2024年03月22日 17:56

相撲

尊富士が1敗死守で110年ぶり新入幕V王手! “荒れる春場所”は3敗の豊昇龍、大の里との優勝争いに
大相撲春場所は13日目を終え、1敗で単独首位に立つ尊富士(中央)。3敗で首位を追いかける豊昇龍(左)と大の里 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所13日目 ( 2024年3月22日    エディオンアリーナ大阪 )】 大相撲春場所は22日、エディオンアリーナ大阪で13日目の取組が行われ、1敗で単独トップの前頭17枚目・尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が関脇・若元春(30=荒汐部屋)を撃破。12勝目を挙げ、初土俵から所要10場所目での史上最速優勝へ王手。優勝争いの行方は3敗の豊昇龍と前頭5枚目・大の里を含めた3人に絞られた。
 新入幕ながら無傷の11連勝を飾り、1960年初場所の大鵬がマークした歴代1位の大記録に並ぶ歴史的快進撃を見せた尊富士は12日目にして土。大関・豊昇龍相手に善戦するも最後は小手投げで敗れ、連勝がストップした。

 それでも依然2位グループと勝ち星2差をつけ首位を独走。この日は関脇・若元春との対戦。鋭い立ち会いから相手にスキを与えず寄り切って連敗を回避。小結・阿炎、大関・琴ノ若に続き初顔合わせの3役力士から3勝目。あす14日目にも1914年夏場所以来110年ぶりの新入幕Vが決まる可能性が出てきた。

 優勝争いは大関・豊昇龍が平幕・豪ノ山との“注目の3敗対決”をすくい投げで制し、3敗をキープ。逆転優勝への望みを繋いだ。 

 同じく3敗で首位を追う大関・琴ノ若が大関・貴景勝に送り出しで敗れ、痛恨の4敗目を喫し優勝の可能性が消滅。一方、勝った貴景勝は8勝目を挙げ、カド番を脱出した。

 そして平幕・大の里は関脇・大栄翔をはたき込みで下し、2桁勝利達成となる10勝目。3敗を死守して優勝争いに踏みとどまった。

<大相撲春場所成績上位>
12勝1敗 尊富士

10勝3敗 大の里、豊昇龍

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