鍵山優真「満足できる」ノーミス演技で106・35点の2位発進「もちろん優勝はしたいけど…」

2024年03月22日 07:00

フィギュアスケート

鍵山優真「満足できる」ノーミス演技で106・35点の2位発進「もちろん優勝はしたいけど…」
2位の鍵山優真(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2024年3月21日    カナダ・モントリオール )】 男子SPが行われ、北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は106・35点をマークして2位発進となった。
 冒頭の4回転サルコーを決めると、4回転―3回転の連続トーループ、後半のトリプルアクセル(3回転半)と全て成功。スピンやステップなどでも観衆を魅了し、演技直後に両手を突き上げて喜んだ。

 「6分間練習の時は少し緊張していたけど(その後に)一気に楽しい気持ちが大きくなって、いい気持ちでパフォーマンスできた。(優勝した)四大陸の時と比べるとGOEを取れていないところもあるけど、全体的に見た時に、満足できる演技ができたかなと思います」

 世界選手権では過去2度の銀メダルと実績を誇る。だが、昨季は左足首故障で国際大会に出場できなかっただけに「ほぼ初めてのような新鮮な感覚」で今大会に臨んでいる。

 首位に立った宇野昌磨(トヨタ自動車)とは1・37点差、3位のイリア・マリニン(米国)とは0・38点差。「もちろん優勝はしたいけど、とにかく自分の持っている技術、自信を出し切りたいというのが目標」。練習の成果を100%で発揮した先に、初優勝が待つ。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月22日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム