ペアりくりゅう、殊勲の銀メダル!腰椎分離症乗り越え3年連続表彰台 フリー自己新で今季世界最高

2024年03月22日 11:00

フィギュアスケート

ペアりくりゅう、殊勲の銀メダル!腰椎分離症乗り越え3年連続表彰台 フリー自己新で今季世界最高
<世界フィギュア ペアフリー>演技を終えた三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2024年3月21日    カナダ・モントリオール )】 ペアでSP2位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は、フリー自己新で今季世界最高となる144・35点を出し、合計点で今季自己ベストの217・88点で準優勝を飾った。
 連覇こそならなかったが、木原の腰椎分離症を乗り越えて3年連続表彰台にたどり着いた。

 シーズン前半の故障で練習時間も限られ、フリーは北京五輪で使用した2季前の「ウーマン」を選択。完成度重視で3回転トーループからの3連続ジャンプやスロー3回転ルッツ、ループなどを着氷。質の高いリフトも見せ、会場を沸かせた。

 昨季は主要タイトルを総なめにする年間グランドスラムを達成。今年は世界の頂点には惜しくも届かなかったが、常にケガと隣り合わせの競技で変わらぬ強さを見せた。

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