【柔道】腰痛抱える阿部詩「不安要素がたくさん。それも試練」GSアンタルヤ大会出場へ

2024年03月22日 14:04

柔道

【柔道】腰痛抱える阿部詩「不安要素がたくさん。それも試練」GSアンタルヤ大会出場へ
阿部詩 Photo By スポニチ
 全日本柔道連盟は22日、グランドスラム(GS)アンタルヤ大会(3月29~31日、トルコ)の出場者名簿を発表し、今夏のパリ五輪代表に決まっている8選手の出場が決まった。
 男子は66キロ級の阿部一二三(パーク24)、81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)、100キロ級のウルフ・アロン(パーク24)、100キロ超級の斉藤立(国士舘大)の5人、女子は48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、52キロ級の阿部詩(パーク24)、63キロ級の高市未来(コマツ)の3人。大多数の選手にとっては、7月26日に開幕する五輪前最後の実戦機会となる見通し。

 22日までに取材に応じた阿部詩は、昨年10月ごろから慢性的な腰の痛みを抱えていることを告白。その上で出場を決断した理由について、「五輪で100%(の状態)に持っていけなかった場合を想定して挑みたかった。不安要素がたくさんあるが、それも自分への試練なのかなと思う」と悲壮な覚悟を示した。

 一方、2月のGSパリ大会で優勝し、その後に男女全14階級の最後に五輪代表に決まったウルフは、「GSパリは優勝が目標だったが、今回は五輪へどのような試合をするか、どのような柔道を作るか(がテーマ)。現状の把握をしたい」と意気込み。この大会の結果を受け、五輪本番前にさらにもう一戦はさむかどうかを判断する。

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