SP首位の宇野昌磨「練習の仕方に絶対的な自信」V3へ視界良好

2024年03月22日 06:50

フィギュアスケート

SP首位の宇野昌磨「練習の仕方に絶対的な自信」V3へ視界良好
首位に立った宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2024年3月21日    カナダ・モントリオール )】 男子SPでは、3連覇の懸かる宇野昌磨(トヨタ自動車)が今季自己ベストとなる107・72点で首位発進した。大技4回転フリップで出来栄え評価(GE)4・56点を引き出し、トーループの4回転―3回転、トリプルアクセルも成功。スピン、ステップでも最高のレベル4を獲得し、表現面でも観客を魅了した。
 宇野は「自分にとってとても良い演技だった。ジャンプも成功させられ、滑っている中で会場のたくさんの声援を肌で感じながら気持ち良く滑ることができてうれしく思っている」と話した。演技後にはガッツポーズを見せ、ステファン・ランビエル・コーチは「ビューティフルパフォーマンス」と称えた。

 試合に向け一喜一憂しない。「やってきたことを試合だけ成功させることより、自分がベストだと思う練習を毎日している」と言う。「それが良い方向、悪い方向に向いても、日々の練習の仕方に僕は絶対的な自信を持っている。失敗していても納得していた」と落ち着いて振り返った。

 23日(日本時間24日)のフリーまで中1日。会見では「最近日々練習していても、この2人と比べると年齢を重ねているので、明日はしっかり休みたい」と鍵山やマリニンを引き合いに話す。「もちろん競技なので良いパフォーマンス、悪いパフォーマンスで気持ちが左右される部分もあるが、コーチのステファンや自分が思い描く精いっぱいの演技をすることができれば僕にとってのハイライトになる」と自ら期待を込め、今季のクライマックスに向かう。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月22日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });