学生横綱・草野が相撲教習所で初授業「相撲以外もしっかりやらないと」明日以降は朝7時から稽古

2024年06月03日 17:45

相撲

学生横綱・草野が相撲教習所で初授業「相撲以外もしっかりやらないと」明日以降は朝7時から稽古
相撲教習所の授業を終えて帰路に就く(左から)松井、天ノ富士、宮富士、草野、宮崎(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所で初土俵を踏んだ昨年の学生横綱で幕下付け出しの草野(22=伊勢ケ浜部屋)が3日、相撲教習所で初めての授業を受けた。
 夏場所後の5月30日、相撲教習所の入所式に出席。場所休みをはさんでこの日から授業が始まり、10月末まで偶数月の平日に原則毎日通うこととなる。この日は朝8時30分集合で、あいさつの仕方など力士としての基礎的なことを学ぶ授業のみだったが、明日からは朝7時から実技(稽古)も行われる。

 既に伊勢ケ浜部屋の稽古では幕内力士とも渡り合う実力を持つ草野。教習所では、日大相撲部同期の宮崎(境川部屋)や大皇翔(追手風部屋)、1年先輩の伊波(尾上部屋)らとも稽古に励む。「相撲を取る以外にもいろいろ、しっかり真面目にやらないと」と新弟子の一員として気を引き締めた。

 デビュー場所は6連勝で幕下優勝まであと一歩に迫ったが、文徳高の先輩で元十両の藤青雲(25=藤島部屋)に敗れて阻まれた。当初は悔しさを口にしていたが「これから何回も負けるだろうし、次に優勝すればいい」と場所休み中に気持ちを切り替えたという。プロ2場所目となる名古屋場所(7月14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ、巻き返しに期待がかかる。

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