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【全米女子OP】日本勢が上位争い 開催舞台のランカスターCCの歴史

2024年06月03日 07:42

ゴルフ

【全米女子OP】日本勢が上位争い 開催舞台のランカスターCCの歴史
ラウンドを終えて小祝さくら(左)と健闘を称え合う笹生優花(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子オープン最終日 ( 2024年6月2日    米ペンシルベニア州 ランカスターCC=6629ヤード、パー70 )】 首位と3打差の5位から出た笹生優花(22=フリー)が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーの276で21年大会以来となる米ツアー2勝目を飾った。22歳11カ月13日での大会2勝目は史上最年少記録で、大会複数回優勝は16人目。メジャー2度の制覇は男女を通じて日本人初の快挙となった。
 今季メジャー第2戦の全米女子オープンの舞台は米国北東部に位置するペンシルベニア州ランカスターにあるプライベートコース「ランカスター・カントリークラブ」だ。田仁智(チョン・インジ=韓国)が制した2015年に続く9年ぶり2度目の開催。当時は約13万5000人のギャラリーが訪れ、大会観客動員新記録を樹立した。日本勢は13人が出場し、最高成績は大山志保の5位タイだった。

 同コースは1900年設立。ゴルフ人気が高まった1919年に9ホールから18ホールに拡張することを決め、翌1920年に新しい9ホールと既存9ホールを改修し、著名設計者であるウィリアム・フリン氏(米国)が手がけた。アップダウンのあるホールが多く、池や小川も絡むため、グリーンを狙うショットの精度が問われる。シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)、チェリーヒルズCC(コロラド州)らに並ぶ同氏の代表作として知られる。
 

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