巨人・戸郷翔征が今季初黒星「最後は粘り切れなかったので悔しい」 8回途中2失点好投も援護なし

2023年04月18日 20:44

野球

巨人・戸郷翔征が今季初黒星「最後は粘り切れなかったので悔しい」 8回途中2失点好投も援護なし
<巨・D>巨人先発・戸郷(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―2DeNA ( 2023年4月18日    長崎 )】 巨人の戸郷翔征投手(23)がDeNA戦(長崎)に先発登板。自身初の地方球場で8回途中7安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず、今季初黒星を喫した。
 初回、2回と3者凡退で立ち上がった戸郷は3回、1死から戸柱に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、2死三塁のピンチ。だが、佐野を打ち取って得点は許さず、開幕から16イニング連続無失点とした。

 だが、0―0のまま迎えた4回だった。先頭の2番・京田に遊撃への内野安打を許すと、続く3番・宮崎に左翼線二塁打されて無死二、三塁。4番・牧はフォークボールで空振り三振、5番・桑原は遊飛に仕留めて2死までこぎ着けた。しかし、6番・関根に四球を与えて2死満塁。ここで打席に迎えた7番・ソトに初球を打たれた当たりは二塁手・中山がスライディングキャッチし、急いで二塁へ送球したがセーフと判定された。微妙なタイミングに原辰徳監督(64)はすかさずリクエスト。だが、審判団によるリプレー検証の結果、判定は覆らず。戸郷は今季17イニング目で初失点となった。

 その後も相手先発左腕・石田との息詰まる投手戦が続いたが、打線の援護がないまま、0―1で迎えた8回には先頭・佐野に右翼線二塁打され、犠打で1死三塁となってから宮崎に中前適時打を許して2失点目。ここで原監督がベンチを出て投手交代を告げた。リリーフ陣は田中豊、今季初登板の今村と無失点。だが、石田に8回まで散発4安打に抑えられた打線は9回も守護神・山崎に対して3人連続代打を出した吉川、坂本、長野が凡退して試合終了。戸郷の2020年以来3年ぶり2度目、自己最長タイの開幕3戦3勝はならなかった。

 なお、巨人がDeNAに3戦連続零敗を喫するのは相手が大洋時代の1960年8月以来63年ぶり2度目の屈辱となっている。

 ▼戸郷 最後は粘り切れなかったので悔しいです。次回は粘り切れるように頑張ります。

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