【阪神大学野球】天理大 不動の3番・下林がビッグイニング演出「しぶとくいってやろうと思った」

2023年04月18日 17:42

野球

【阪神大学野球】天理大 不動の3番・下林がビッグイニング演出「しぶとくいってやろうと思った」
<天理大-大産大>4回に勝ち越し適時打を放った天理大・下林源太 Photo By スポニチ
 【阪神大学野球春季リーグ2回戦   天理大6―3大産大 ( 2023年4月18日    南港中央 )】 天理大の「不動の3番」がビッグイニングを演出した。1点を追う4回、同点としなおも2死一、二塁から下林源太(3年)が、しぶとく一塁手の左を抜く勝ち越しの2点適時打。後続が続き、この回、一挙に5点を奪った。
 「4回生の皆さんがチャンスの場面で回してくれた。チームの思いを背負ってしぶとくいってやろうと思った」

 1得点で敗れた1回戦からの得点力アップを求めてこの日は4、5番を含め打順を大幅に入れ替えた。そんな中、藤原忠理監督が「高校時代(天理高の主力)の実績から見ても、あの打順(3番)に座るべき選手。彼に全てを託すつもり」と大きな期待を寄せ、今春は開幕から全4試合で3番に据える。

 昨年まで3番を打った友杉篤輝(ロッテのドラフト2位)の後だけに、かかる重圧は相当だが、下林は「正直、あそこまでの選手ではない」と話し、自分ができることに徹しチームの勝利だけに集中する。

 開幕から毎試合、安打を記録するが、打点は今春初だった。厚い信頼を得る男が、右肩上がりになれば5季連続優勝が見えてくる

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