松坂大輔氏が始球式 プロデビュー飾った東京ドームに「平成の怪物」再び 背番号「18」に大歓声

2023年04月18日 17:59

野球

松坂大輔氏が始球式 プロデビュー飾った東京ドームに「平成の怪物」再び 背番号「18」に大歓声
<西・ソ(3)>始球式を行う松坂大輔さん(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 西武OBの松坂大輔氏(42=スポニチ本紙評論家)が18日、西武-ソフトバンク戦(東京ドーム)で始球式に臨んだ。
 現役引退後、昨年7月に四国ILで、今年3月には米マイアミのローンデポ・パーク行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝、日本-メキシコ戦で始球式を務めた。今回がNPBでは初の始球式となった。

 東京ドームでの西武の主催試合開催は5年ぶり。松坂氏は背番号「18」のユニホーム姿で登場し、ストライク投球。「平成の怪物」の“帰還”にスタンドからは大歓声が起きた。

 松坂氏にとって東京ドームは99年4月7日の日本ハム戦でプロデビューを飾った、原点ともいえるマウンドだ。横浜(神奈川)で甲子園春夏連覇を果たし、98年ドラフト1位で西武入り。デビュー戦で8回5安打2失点、9奪三振と圧巻の投球でプロ初勝利を飾ったのが東京ドームだった。初回、当時自己最速の155キロで、片岡篤史が体勢を崩しながら空振り三振したシーンはファンの心に深く刻まれた名シーンだ。21年に現役引退し、評論家活動などに加え、今春は西武の宮崎・南郷キャンプで臨時コーチに就任。エース高橋、隅田らにスライダーの握りを教えた。

 また、松坂氏はこの一戦でラジオ初解説。「文化放送ライオンズナイター」にスペシャル解説として出演し、辻発彦・前西武監督とともに試合を解説した。

 ▼松坂大輔氏 名前をコールされてマウンドに向かうときに、まっさらできれいなマウンドが見えて、やっぱりいいなと思いましたし、初登板のことも思い出しました。チケットも完売したと聞き、たくさんのファンの皆さまの前で投げられて気持ち良かったです。選手たちは、ファンの皆さまの期待に応えようと精一杯プレーしていますので、ぜひ今シーズンも楽しみにしてほしいなと思います。

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