ロッテ朗希、初回から163キロで3者凡退 同期のオリ宮城とのプロ3度目の投げ合い

2023年06月27日 18:12

野球

ロッテ朗希、初回から163キロで3者凡退 同期のオリ宮城とのプロ3度目の投げ合い
<オ・ロ>ロッテ先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年6月27日    京セラD )】 ロッテの佐々木朗希投手(21)が27日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。侍ジャパンの同僚で相手先発の宮城大弥投手(21)とは、完全試合を達成した昨年4月以来3度目の対決となったが、初回いきなり163キロをマークするなど、3者凡退に抑えた。
 初回先頭の茶野の初球は160キロ直球を投じるなど、カウント2―2から空振り三振。宗は163キロ直球で遊ゴロに仕留めた。中川は変化球で三ゴロに仕留めた。初回に投じた8球のうち直球は5球だが、すべて160キロを超えた。

 前回18日のDeNA戦から中8日での先発。友であり、ライバルである宮城との先発対決は過去2戦2勝だが、今回は首位を争い両チームの対戦となった。「とにかく良いピッチングができるように、チームの勝利に貢献する投球ができるように、しっかりと頑張りたい」と腕を振った。

 U18高校日本代表からの球友で、今春WBCでも侍ジャパンの一員として共に世界一に貢献した。3月11日のチェコ戦では先発の佐々木朗が勝利し、宮城がセーブを挙げた。自身のSNSには優勝時のツーショット写真を掲載するなど大の仲良し。5月16日からの3連戦では、練習の合間に話し込むなど旧交を温めた。ZOZOマリンで完全試合を達成した昨年4月10日以来のマッチアップ。京セラドームでは、過去4試合で3勝負けなし。前回4月28日には日本最速タイの165キロを4球マークしていた。

 この試合で7回を投げれば再び規定投球回に到達。さらに、14三振を記録すれば、登板10試合目で100三振の大台に到達する。昨年に続いて登板10試合での到達は、90年野茂英雄(近鉄)らに並ぶ最速タイとなる。

 ▽佐々木朗の完全試合 22年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、立ち上がりから160キロ台の速球を連発。自己最速タイの164キロ(当時)を2度マークした。初回2死からの吉田正の3球三振から、プロ野球新記録となる13連続奪三振。最後は代打・杉本を空振り三振とし、9回を105球で史上16人目の完全試合を達成した。20歳5カ月での達成は史上最年少に加え、1試合最多タイの19奪三振と記録ずくめの一日となった。

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