443日ぶり“ろきみや対決”にネット大盛り上がり! 双方勝敗付かずも「めちゃくちゃ良い試合」

2023年06月27日 21:31

野球

443日ぶり“ろきみや対決”にネット大盛り上がり! 双方勝敗付かずも「めちゃくちゃ良い試合」
今年5月17日のロッテーオリックス戦の試合前、練習を終えてグラウンドの片隅で話し込むロッテ・佐々木朗とオリックス・宮城 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス2―1ロッテ ( 2023年6月27日    京セラD )】 オリックスがロッテとの首位攻防戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め、単独首位に浮上。ツイッター上も大いに盛り上がった。
 大の仲良し「ろきみや」コンビとしてファンに親しまれているロッテの佐々木朗希投手(21)とオリックスの宮城大弥投手(21)がともに先発投手として激突。高校時代から日の丸を付け、今年3月のWBCでもともに侍ジャパンメンバーとして世界一を経験した2人の対決は昨年4月10日(ZOZOマリン)以来443日ぶりプロ3度目で、過去2戦はともに佐々木朗に軍配が上がっている。前回は佐々木朗が史上最年少での完全試合も達成しており、両投手が予告先発投手として発表された前日26日から野球ファンの注目を集める一戦となった。

 初回から160キロ台の速球を次々と投げ込んでくる佐々木朗に対し、同学年の宮城は21歳とは思えない老獪(かい)な投球術でロッテ打線を翻ろう。最速164キロで三振の山を築いた佐々木朗に対し、宮城は最速148キロの直球に最遅88キロのスローカーブとすさまじい緩急で凡打に打ち取っていった。オリックスは2回に敵失で先制。佐々木朗が10三振を奪い、7回5安打1失点(自責0)で先に降板すると、宮城は8回3安打零封の好投で勝利投手の権利を得て降板した。

 オリックスの守護神・平野佳が9回に1点リードを守れず、1―1の同点。この時点で宮城の今季7勝目が消滅した。だが、その裏、先頭打者として打席に入った女房役の4番・森がロッテ守護神・益田から右中間スタンドへサヨナラアーチを叩き込んで熱戦に決着。「ろきみや」双方に勝敗は付かなかったが、熱戦でファンを酔わせた。

 試合後、ツイッター上には一発で仕留めた「森友哉」の名前が急上昇したほか、「平野劇場」「宮城の勝ち」「スローカーブ」など関連ワードが続々とトレンドに。「ろきみや対決マジでいい試合だったみたいだな!」「ろきみや投げ合いめちゃくちゃ良い試合」「森友哉様!!!痺れました」「森友哉、偉大だ」などと盛り上がっていた。

佐々木朗希 7回5安打1失点(自責0) 10奪三振、1四球
宮城 大弥 8回3安打無失点 8奪三振、1四球

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