「北海道出身の伊藤大海です!」“うちなー”の記憶にもしっかり残った道産子初の沖縄勝利

2023年06月27日 22:10

野球

「北海道出身の伊藤大海です!」“うちなー”の記憶にもしっかり残った道産子初の沖縄勝利
<西・日>インタビューを終えシーサーを手に笑顔の伊藤(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム2―1西武 ( 2023年6月27日    那覇 )】 日本ハムの伊藤大海投手(25)が7回1失点の好投を見せ、チームの連敗を2で止めた。
 プロ初となる沖縄のマウンド。北海道出身の右腕にとって「練習した時も暑さが不安要素だった」と振り返るが、パフォーマンスに影響はなかった。5回まで無失点で、地元・沖縄出身の平良とがっぷり四つの緊迫した投手戦。6回に1点を先制されるも、その直後に万波の2ランが飛び出しすぐさま逆転してもらった。切り替えて上がった7回を無失点で締めたところでお役御免。7回98球を投げて1失点、9つの三振を奪う力投で今季4勝目を手にした。

 10年の球場改修以降、那覇で北海道出身の投手が勝利するのは史上初。「初めては何でも嬉しいなと思います」と鹿部町出身の道産子は素直に喜んだ。「大好き」と語る地方球場での登板は、プロ通算3試合で2勝目(無敗)となった。

 北国生まれの右腕が、2000キロ以上離れた常夏の島で強烈なインパクトを残した。「北海道出身の伊藤大海です。沖縄の皆さん、僕の名前を覚えて今日は帰ってください」と“うちなー”に訴えかけ、ヒーローインタビューを締めた。

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