ロッテ朗希、2回に先制許す 暴投→中前打に味方失策絡む 同期のオリ宮城と3度目の先発対決

2023年06月27日 18:36

野球

ロッテ朗希、2回に先制許す 暴投→中前打に味方失策絡む 同期のオリ宮城と3度目の先発対決
<オ・ロ>ロッテ先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年6月27日    京セラD )】 ロッテの佐々木朗希投手(21)が27日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。侍ジャパンの同僚で相手先発の宮城大弥投手(21)とは、完全試合を達成した昨年4月以来3度目の対決となったが、2回に先制点を献上した。
 初回先頭の茶野の初球は160キロ直球を投じるなど、カウント2―2から空振り三振。宗は163キロ直球で遊ゴロに仕留めた。中川は変化球で三ゴロに仕留めた。初回に投じた8球のうち直球は5球だが、すべて160キロを超えた。

 2回1死から頓宮に左前打で出塁を許すと、続く杉本の2球目が暴投となって1死二塁に。続く杉本に1ボール1ストライクからの162キロ直球を中前に運ばれた。頓宮は三塁を回ったところでストップしたが、中堅手の藤原がボールをこぼしたのを見て生還。藤原に失策がついた。さらに紅林にも右前打された後に、1イニング2つ目の暴投。1死一、三塁のピンチを背負ったが、福田、安達を連続で空振り三振に仕留めた。

 前回18日のDeNA戦から中8日での先発。友であり、ライバルである宮城との先発対決は過去2戦2勝だが、今回は首位を争い両チームの対戦となった。

 この試合で7回を投げれば再び規定投球回に到達。さらに、14三振を記録すれば、登板10試合目で100三振の大台に到達する。昨年に続いて登板10試合での到達は、90年野茂英雄(近鉄)らに並ぶ最速タイとなる。

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