ロッテ朗希 宮城と魂の投げ合い107球「お互いこれからレベルアップできるよう競い合っていきたい」

2023年06月27日 22:34

野球

ロッテ朗希 宮城と魂の投げ合い107球「お互いこれからレベルアップできるよう競い合っていきたい」
<オ・ロ>7回を投げベンチに戻り吉井監督(左)に声をかけられる佐々木朗(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ1―2オリックス ( 2023年6月27日    京セラドーム )】 同学年で仲のいい宮城との投げ合いとなったロッテ・佐々木朗は、先にマウンドを降りる形となった。
 中8日で7回107球を投げて5安打1失点。今季6度目の2桁10三振をマークし、防御率1・69はリーグトップとなった。

 2回に今季初の3連打を浴び、失策絡みで先制を許す。4暴投は球団ワースト記録だった。ただそれは、京セラドームのマウンドの傾斜がボールが高めに行きやすく、より低めを意識した結果で「ここ最近にしては粘り強く、低めに集めることができた」と手応えを得た。

 「(宮城は)素晴らしい投球。お互いこれからレベルアップできるよう競い合っていきたい」と佐々木朗。7回無死一塁では脱水症状で右足がつりそうになり、一度ベンチに下がったが続投した。これは右腕の意地だった。

 「ピンチを背負う場面もあったが、ボールの強さやフォークボールの質は良かった」と佐々木朗。白星は手にできなかったが、宮城に負けない熱投だった。

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