西武・平良 沖縄凱旋先発で三振の山 6回で早くも2桁K

2023年06月27日 20:13

野球

西武・平良 沖縄凱旋先発で三振の山 6回で早くも2桁K
<西・日>力投する平良(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2023年6月27日    那覇 )】 西武の平良海馬投手(23)がプロ入り後初めて地元・沖縄で先発登板を果たした。
 救援で登板した昨年5月17日以来の那覇のマウンド。1点リードの9回に登板するも、1死しか取れず5失点で敗戦投手となった前回のリベンジへ、初回から飛ばした。

 初回、日本ハム先頭の石井にいきなり右越え三塁打を許すも動じない。続く上川畑を遊直に打ち取ると、野村と清宮から2者連続で空振り三振を奪った。2回以降も150キロを超える直球と鋭いスプリットを武器に相手打線を圧倒し、6回まで毎回の10Kで自身3戦連続の2桁奪三振を達成。石井の“スミ1”以外、安打を許さず、味方の援護を待った。

 右腕の力投に打線も応えた。6回、先頭の源田が遊撃への内野安打で出塁し犠打で二塁に進むと、3番・外崎が中前適時打。打ちあぐねていた伊藤からついに先制点を奪った。

 10年の改修以降、同球場では過去4人の沖縄出身投手が先発登板し、平良が5人目。救援を含めても過去勝利投手となった県出身選手はおらず、平良には史上初の期待が懸かる。

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