今後、どんなピッチャーになれるか…ソフトB・又吉 背中を押してくれた小久保2軍監督に感謝

2023年06月27日 06:00

野球

今後、どんなピッチャーになれるか…ソフトB・又吉 背中を押してくれた小久保2軍監督に感謝
父の日用のTシャツを着て井上朋也と写真に納まる又吉広報(本人提供) Photo By 提供写真
 【又吉広報の撮れたて直行便 】 感謝、恩返しの思いを日々、感じています。写真は、父の日(18日)ものにしました。世間的にいろいろとフォーカスされにくいのもありますし、いいですか。ローリングスさんに父の日用に作っていただいていたTシャツ姿です。父(文彦さん)が、今年で定年を迎えました。僕ら、3兄弟を体にむち打ちながら育ててくれました。営業職でした。僕を大学から独立リーグにまで行かせてくれて、今があります。改めて父親の凄さを感じているところです。
 プロ野球界の、もの凄い先輩でもある小久保(2軍)監督にも感謝です。どこかが振り切れない、すっきりしなかった6月上旬。球場での練習の前後や、食事会場などで話をさせてもらったんです。

 「昔、良かった時の球を求めてしまう。自分の体に感じてくるギャップを、どのように埋めていったんですか?」と聞いたところ「打てる、打てないは別として現役を終えるまで遠くに飛ばせるかを考えた」と。「単打でいい、と思ったことはないよ」と。小久保監督の体験を自分に置き換えて何が必要か。それはスピードだなと。やっていることは間違ってないと思いました。

 「やっていいんやないか」と小久保監督は後押しもしてくださった。現状維持は退化と同じ。今後、どんなピッチャーになれるかを考えた時、コントロールピッチャーで終わるのではない。スピード、そこだなと。メンタル的にも、いい方向に向かっています。

 22日(ウエスタン・リーグ広島戦)は、嶺井が久々に受けてくれて「どうだった?」といろいろと聞くこともできた。ストレートでファウルが取れてもきている。際どいところに投げていくこともできています。

 約2カ月間(4月22日に再調整で抹消)も1軍から離れたことが今までなかった。時間を無駄にすることなく、1軍に呼ばれたときに即、対応できるように。昨シーズンはケガもあったけど、ケガもない。悔しさを感じるところでもあります。

 中日時代に谷繁監督(当時)とは3日連続で2、3時間、いろんな話をしたこともあります。プロ入りさせてくれたのも谷繁さん。その結果、ホークスに今、います。小久保監督とお話しさせていただいて、本当にいい時間を送らせてもらいました。早く1軍の舞台に戻って、リーグ優勝、そして日本一に貢献。恩返しがしたいと思っています。 (ソフトバンク投手)

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