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セ・リーグ7月戦線に“異常あり” 月間打率を中日勢が上位独占 でも最下位抜け出せない怪現象…

2023年07月31日 07:00

野球

セ・リーグ7月戦線に“異常あり” 月間打率を中日勢が上位独占 でも最下位抜け出せない怪現象…
<巨・中>6回、大島の適時二塁打で生還した岡林を出迎える中日ナイン (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 セ・リーグは30日に3試合を行い、7月の全日程を終えた。中日は巨人3連戦に3連敗し、今季最多となる借金20までふくらんだ。悪い流れのまま7月を終えたが、シーズン序盤と同じ“貧打”という状況ではない。
 実は7月の月間打率、セ・リーグのトップ3が岡林、石川昂、大島の中日勢。7位には宇佐見もランクインしており“1番打った”球団と言っても過言ではない。ところが、7月は7勝13敗1分けで、借金6に低迷。原因は投手陣にある。

 7月のチーム防御率3.59は、12球団で日本ハム(3.67)に次いで悪い数字。要所で投手陣が踏ん張れない。昨オフは涌井の加入などでリーグ屈指の投手陣に、と期待感が高まった。実際に4月のチーム防御率は2.70、6月も2.81と数字を残してきたが、なかなか白星につながらない状況に疲れてきたか、7月に悪化。投高打低から、打高投低に変化して、打ちまくっても白星につながらない怪現象となった。

 30日の巨人戦に零敗を喫した後、立浪監督は「点を取ってやらないと勝てない」と嘆いたが、決して打てていないわけではない。なかなか歯車がかみ合わない中日。どうする、立浪監督…とファンも打開策を期待する日々だ。

【7月の月間打率上位】
1 岡 林(中日).382
2 石川昂(中日).364
3 大 島(中日).346
4 上 本(広島).317
5 村 上(ヤクルト).312
6 中 野(阪神).310
7 宇佐見(中日).300

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