トータルテンボス藤田 全国から選手集める高校野球強豪校問題を“名将”とともに語る「灘も開成も…」

2023年11月01日 14:29

野球

トータルテンボス藤田 全国から選手集める高校野球強豪校問題を“名将”とともに語る「灘も開成も…」
「トータルテンボス」の藤田憲右 Photo By スポニチ
 高校野球大好き芸人のトータルテンボス・藤田憲右(47)が浦和学院の森士元監督のYouTube「森士チャンネル」に出演。全国区の強豪校には全国から有望な選手が集まる現状について考察した。
 「他県から呼ぶより地元で集まった方がいい」という意見に対し、藤田は「地元で集まった人間で甲子園行って優勝するっていうのが一番理想。それでやりましょうって高野連の方が全体に言うんだったらそれでいけると思う」と切り出した。

 森氏も「ルール化されたらそれでいく」と話したが、現実的にはルール的にも何の問題もない。

 森氏は「学業も同じ。将来を見据えて県をまたいで高校を選んではいけないのか。東大行きたいから開成で学びたいがありなら、あの指導者の下で野球を学びたいもありだと思う」と続けた。

 藤田は「灘も開成も全国から集まってくる。いい講師も集めている。それは叩かれないのに野球だけめちゃめちゃ叩かれる」と笑った。

 森氏は「大阪桐蔭も仙台育英もそうだが魅力的なチームになることが大事。成績がいいのは理由がある。切磋琢磨して競争していくのが大事」と受け皿である学校の重要性を強調した。

 さらに森氏は「大阪桐蔭も仙台育英も素晴らしい素材の子が一生懸命に切磋琢磨している。素材だけで勝てるほど今の高校野球は甘くない。ただ東大に入るだけ、甲子園にいくだけで(高校3年間を)終わらせてほしくない。真の目的は社会に出ていってどういう活躍が出来るか」と訴えた。

 藤田も「選択肢は多い方がいい」と真の目的のために選ぶ高校の多様化を歓迎した。

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