【一問一答】サヨナラ打の阪神・大山「冷静に行こうと思っていたが、歓声が力に」直前に2連続申告敬遠

2023年11月01日 22:26

野球

【一問一答】サヨナラ打の阪神・大山「冷静に行こうと思っていたが、歓声が力に」直前に2連続申告敬遠
<神・オ>9回、大山(右)のいサヨナラ打に岡田監督も笑顔(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第4戦   阪神4―3オリックス ( 2023年11月1日    甲子園 )】 阪神が劇的なサヨナラ勝ちでオリックスを下し、通算成績を2勝2敗のタイとした。阪神が甲子園で行われた日本シリーズで勝利するのは14年10月25日以来、3294日ぶり。日本一を懸けた戦いは、京セラドームを舞台にする第6戦以降にもつれることとなった。
 クライマックスは9回だった。オリックスの攻撃は岩崎が封じ、迎えたその裏。1死満塁から、大山が左前に運びサヨナラ勝ちを収めた。

 試合後、大山はヒーローインタビューで、直前に2打者連続で申告敬遠されたことをふられ、「もう冷静に行こうと思っていたんですが、ファンの皆さんの歓声が力になりました」と話し、拍手を浴びた。

 劇打の場面は満塁で、一時、0ストライク3ボール。そこからフルカウントに追い込まれたものの、最後は仕留め「サードランナーをホームに還すだけだったので、抜けてくれと思って走りました」などと話し、大きな声援を受けた。

 以下、大山のヒーローインタビューから。

 ―この1勝は大きい。
 「1試合、1試合勝つだけなので。追いつかれてしまいましたけど、全員で勝ち取った勝利だと思います」

 ―日本シリーズは1球、ワンプレーの重みはシーズンとは違う。
 「独特の雰囲気というか、僕たちも初めてなので、ちょっと難しい部分ありますが、このすごい歓声のおかげで力を発揮できていると思っています」

 ―湯浅投手も帰って来た。
 「あの湯浅の登場で流れが変わったと思っていますし、そのときの歓声がきょうの勝利を呼んでくれたと思っています」

 ―これで2勝2敗。
 「明日もチーム一丸、頑張りますので、ファンの皆さんも一緒に頑張りましょう」

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