阪神・岡田監督 3三振に失策で交代の佐藤輝に「奮起待つて、もうあんまり試合ないで」

2023年11月01日 22:59

野球

阪神・岡田監督 3三振に失策で交代の佐藤輝に「奮起待つて、もうあんまり試合ないで」
日本シリーズ<神・オ>ヒーローインタビューで笑顔の岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第4戦   阪神4―3オリックス ( 2023年11月1日    甲子園 )】 阪神はサヨナラ勝ちで星取りを2勝2敗の五分に戻した。試合後、岡田監督が“サプライズ起用”がハマった湯浅、途中交代に踏み切った佐藤輝などについて言及。以下は一問一答。
 ――湯浅の登板は球場のムードが変わると。

 「おーん、その通りやったな」

 ――いつからいけると。

 「いやいや、西純と2人でな、もう呼ぶのは決まってたし。昨日は西純でロングいきたかったけどな。でまあ、きょうあれや。ブルワーと代えて。湯浅はね」

 ――状態も上がっていると。

 「いやいや、フェニックスでずっと抑えてたからな。状態とか、そんなん関係ないよ。ここまできたら」

 ――湯浅にかけた。

 「ちょうどね。ツーアウトで、左続いて、右やったからな。あそこな」

 ――9回は岩崎。仮に同点だったら、その後は加治屋と2人で。

 「そうなったら西純や」

 ――申告敬遠連発して。

 「いやいや、フォアボールはあると思ったけどな」

 ――大山に声かけは。

 「そんなのはしてないしてない。そんなのはみんなわかってるやん」

 ――しびれる展開。負けたら崖っぷちだった。

 「そうやなあ。エラーからの点やったからなあ。結局は。そらすんなりいけへんのはな。あそこ(7回)で入れ替えやなあかんようになったからな。ピッチャー使うのにな。おーん。12回まであるから最低3人は残さなあかんから」

 ――ダブルスイッチ。佐藤の交代は一番遠い打順。

 「もうイニングまたぎになるからな、次ピッチャーからやからな。おーん。しゃあないよな。シーズンやったら普通にいけるけど、短期決戦やからな、やっぱりな」

 ――今日勝ったことで明日は甲子園最後。

 「そうやな、おーん。それは今日勝つんと負けるんとえらい違いやけど。まあな、これでまたな、五分だし、一つ余裕ができたからな、おーん。明日の大竹も良かったやろな。がけっぷちで投げるのと、ちょっとリラックスして投げられるやろ」

 ――才木の指は大丈夫か。

 「大丈夫、もう悪かってもええやん。もう投げへんやん、そんなんもう投げへんやん(笑い)。そういう問題じゃないよ、どんなんか知らんよ、だから。聞いてないよ(笑い)」

 ――四球がからむとこういう結果になる。

 「まあ、中野を(申告敬遠)やった時には、もう森下も敬遠と思たけどな。まあ、1点勝負やからな結局はな。でも(ワゲスパックは)フォアボールのあるピッチャーやからな。それはちょっとどうかなと思たよ。逆にな。おーん。フォアボールあるのにな」

 ――佐藤輝は奮起を待たないと仕方がないか。

 「え、奮起待つて、もうあんまり試合ないで。そんなもん、もうあれへんやん。あと2つしかないんやから。あっても3試合やで、あと」

 ――大山もこういう形で。

 「まあ、そらもう昨日も最後チャンスで、今日もチャンスで打てんかったからな。最後、あそこでもう打たんとあかんやろ。はっきり言って。1年間、4番はってたわけやからな、それは」

 ――采配合戦もあった。

 「采配てねえ、外れた時の大きさの方を考えたら、なかなか出せんよ。そんな簡単に、サードやからスクイズとかね、できないって、そんなの。短期決戦で余計に。それで一気に流れもいってしまうわけやからな。それほど、サインの1つゆうたら、怖いことやから。そんな簡単にね、一、三塁やからセーフティースクイズとかって、そらできへんて。口で言うのは簡単やけど、見てる方は簡単やけど、そんなん、できないって。1つのミスが流れ変えてしまうんやから。今日のゲーム見たら、わかるやんか。1つのミスで、こんだけゲーム変わるわけやからな。そういうことや。そんなん、簡単にサイン出されへんて」

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