“東京の大惨事”から8カ月 世代交代成功を宣言した韓国の変化とは… 17日に侍と再戦

2023年11月12日 08:00

野球

“東京の大惨事”から8カ月 世代交代成功を宣言した韓国の変化とは… 17日に侍と再戦
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023に会見で意気込みを語る(左から)オーストラリアのグライム・ロイド投手コーチ、チャイニーズ・タイペイの陳金鋒監督、侍ジャパン・井端監督、韓国・柳仲逸監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(16~19日、東京ドーム)に出場する韓国代表はどんなチームなのか。宮崎県内で合宿を行っている侍ジャパンは17日の対戦を予定している。
 韓国代表は、10月7日まで開催されたアジア大会(中国・杭州)で金メダルを獲得。同大会に引き続いて柳仲逸(リュウ・ジュンイル)監督が指揮する。指揮官は世代交代に自信をのぞかせ「アジア大会で金メダルを獲得し、世代交代が達成された。今回もそのメンバーが3分の2を占める。優勝を目指したい」と話している。チームは5日から合宿を行い大会に備えている。

 4番打者はハンファの盧施煥(ノ・シファン)内野手が有力だ。1メートル85、105キロで右打ちの大型スラッガー。今季31本塁打、101打点で韓国プロ野球の2冠に輝いた。柳仲逸監督は10月の記者会見で「盧施煥が4番です。今年、ホームラン王になりました。長打力がある。今回の大会でも活躍してほしい」と明言している。

 韓国プロ野球で2125安打を誇り、WBCにも3度出場した李晋映(イ・ジンヨン)がコーチを務める。役職名はクオリティーコントロールコーチで、コンディション調整なども担当する。10日の巨人との練習試合で、日本代表の偵察にも訪れていた。

 3月のWBCでは3大会連続の1次ラウンド敗退。日本戦は4―13で敗れ、韓国メディアは「東京の大惨事」などと報じた。韓国野球の刷新を求められる声もあったが、どのように様変わりしたか。
(記者コラム・神田 佑)

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