東洋大1部残留王手 152キロ右腕・岩崎が8回までノーノー快投 日本ハム1位・細野にバトン

2023年11月12日 04:44

野球

東洋大1部残留王手 152キロ右腕・岩崎が8回までノーノー快投 日本ハム1位・細野にバトン
<駒大・東洋大>8回、無失点に抑えベンチに戻る東洋大・岩崎(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東都大学野球1部・2部入れ替え戦 ( 2023年11月11日    神宮 )】 1回戦を行い、1部6位の東洋大が2部1位の駒大に4―0で先勝した。来秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・岩崎峻典投手(3年)が8回まで無安打投球を続けるなど、8回2/3を1安打無失点と好投。東洋大は12日の2回戦に勝利で1部残留が決まる。
 東洋大の新エースとしての覚悟を見せつけた。日本ハムからドラフト1位指名された細野がスタンドから見守る中、岩崎が完璧な投球を披露。「来年は自分が引っ張ると思って投げられた」と126球の熱投を誇った。

 力強い直球とカットボールで8回までは無安打投球。9回は先頭に安打を許すなど2死満塁としたところで降板したが、井上大監督は「最高でした。最後は間違えて1イニングに2回マウンドへ行ってしまい交代になっちゃいました」と苦笑いを浮かべながらも称えた。

 2回戦の先発は「細野です」とも明言した指揮官。岩崎は「細野さんにいいプレッシャー与えられましたね」とさらなる好投を期待しながら1部残留へのバトンを託した。(村井 樹)

 ▼駒大・大倉孝一監督(1安打零敗に)岩崎君の先発は予想内だったが、データ以上に素晴らしい投球をされた。明日は細野君だと思うので粘って戦いたい。

おすすめテーマ

2023年11月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム