西武・豆田、来季新人王に名乗り 退団のコーチから「獲れよ」のゲキ胸に

2023年11月12日 05:00

野球

西武・豆田、来季新人王に名乗り 退団のコーチから「獲れよ」のゲキ胸に
西武・豆田 Photo By スポニチ
 今季中継ぎで大ブレークした西武の豆田泰志投手(20)が来季の新人王争いに名乗りを上げた。「獲れるんだったら獲りたい気持ちはあります」。今季2軍投手コーチを務めていた巨人・内海投手コーチからも退団直前に「来年、新人王獲れよ」と言い渡され「いっそう獲りたい気持ちは強くなりました」と語気を強めた。
 育成出身の3年目右腕は今年7月末に1軍初昇格し16試合、15回1/3で1セーブ6ホールド、防御率0・59。前年までの1軍登板30イニング以内という新人王資格を保持している。

 所沢市での球団施設で行われている秋季キャンプでは新球フォークの習得を目指している。「(持ち球が)カーブと真っ直ぐだけだと、最後に空振りを取れることが少なかったのでフォークに力を入れているところです」。

 終盤には勝ちパターンでの出番が増え、10月3日のロッテ戦では初セーブもマークした。「クローザーにあこがれはありますし、中継でやる以上そういう立ち位置を目指している気持ちはあります」。入団初年度から守護神・増田とのキャッチボールを通じ、チームから信頼されている投手像を学んできた。「理想は抑えですけど、こだわりを持ちつつ、自分はそういう大事な場面で投げられるようになりたい」。さらなる高みへ、豆田が真価を問われる4年目に挑む。 

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