阪神・村上 “近本ボディー”目指す 淡路島の先輩の骨折離脱から超速復帰見て「凄いなと」

2023年11月12日 05:15

野球

阪神・村上 “近本ボディー”目指す 淡路島の先輩の骨折離脱から超速復帰見て「凄いなと」
<阪神練習>ノックを受ける村上頌樹(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 目指すは“近本ボディー”!日本一から5日間の休養を経て、阪神・村上が鳴尾浜球場で再始動した。キャッチボールや外野のポール間のランニングなどで汗を流し、さらなる飛躍へ向け強靱(きょうじん)な体づくりを今秋のテーマに掲げた。
 「一番はケガしない、疲れにくい体をつくりたい。(見習いたい先輩は)コウジ・チカモトです。ああいう強い体をつくっていきたい」

 お手本として近本の名前を挙げた。単に同じ淡路島出身の頼れる先輩だからではない。甲子園のクラブハウスではロッカーが隣同士。「体に悪いところがあったときの反応であったりとか、そういうのにあの人は敏感。口に入れたりとか、鼻から吸ったりとかいろいろしている。あんこ食べたりとか水素吸ったり…」。投手と野手でポジションは異なるものの徹底したコンディショニングぶりを間近で見続けてきた。

 今季、近本は7月2日の巨人戦(東京ドーム)で死球を受けて右肋骨(ろっこつ)を骨折して離脱。それでも驚異的な回復力で同22日に戦列復帰した姿には目を丸めていた。

 「本当にありえないこと。多分痛かったんでしょうけど、普通にやっていた。凄いなと思いながら見ていました」

 一方の村上は3年目の今季は大車輪の働きをみせた。最優秀防御率のタイトルを獲得するなどチームの勝利に大きく貢献。ただ、既に来季を見据えていた。「シーズン中はスピード重視だったんで。もう一回ちょっと負荷を強めにしてやろうかな」と、今オフは負荷をかけたウエートトレーニングに着手する計画を立てている。

 「トレーニングを繰り返して、丈夫な体をつくろうと。体重は維持ぐらいで、筋肉量が増えればいいなと」

 尊敬する同郷の先輩を見習い、再び1年間を戦い抜く体を手に入れる。(阪井 日向)

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