楽天ドラ2・坂井陽翔 “はると界”No.1になる!男の子の名前読みランキング15年連続1位

2023年11月12日 05:22

野球

楽天ドラ2・坂井陽翔 “はると界”No.1になる!男の子の名前読みランキング15年連続1位
入団に合意し、「早く1軍で」と意気込む楽天ドラフト2位の坂井陽翔 Photo By スポニチ
 80年夏の甲子園。早実(東京)の1年生エースとして準優勝に導いたのが、荒木大輔だった。その80年9月13日に誕生したのが「平成の怪物」こと松坂大輔(スポニチ本紙評論家)。「大輔ブーム」を象徴するエピソードだ。
 楽天からドラフト2位指名された滝川二の最速149キロ右腕・坂井が、兵庫県内のホテルで入団交渉。契約金6000万円、年俸600万円で合意し「やっと正式に決まったので、あとは突っ走るだけ。一日でも早く1軍でプレーすることが目標」と初々しかった。

 名前は「陽翔」と書いて「はると」。この日同席した父・文典さん、母・文代さんが「音の響き」を気に入り、名字とのバランスや字画も考慮し、さらに好きな「翔」の漢字を使い「最強の画数」(文典さん)と命名した。新生児男子の名前ランキングで「はると」の読みは15年連続1位。現役選手では昨年の西武ドラフト5位右腕・山田陽翔や、巨人・井上温大、阪神・高橋遥人らがいるが「目標とされる選手になりたいし、憧れてくれたらうれしい」とNo・1の「はると」を目指す。

 プロ入りに向けて投球フォームを改造中。よりタメのある2段モーションに近いスタイルを完成させるため、肉体改造にも取り組む。高校入学時の体重72キロから現在は87キロ。夏の大会終了後、9~10%だった体脂肪率を13・7%に上げ「捕手に球が凄く重くなったと言われた」とし「まず160キロ」と目標も設定した。

 楽天では田中将以来の兵庫県出身の高卒投手。「マー君」フィーバーを巻き起こした先輩のように「ハルト」旋風を目指す。(大内 辰祐)

 ◇坂井 陽翔(さかい・はると)2005年(平17)4月5日生まれ、兵庫県加古川市出身の18歳。氷丘南小2年から野球を始め、氷丘中では播磨ボーイズで外野手兼投手。滝川二進学後に本格的に投手に転向。1年夏からベンチ入りし、同秋からエース。50メートル走6秒3、遠投110メートル。1メートル86、87キロ。右投げ右打ち。

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