年俸調停でこのオフ初裁定、マーリンズのチゾム外野手の年俸は球団希望額の3億8000万円

2024年02月02日 09:01

野球

年俸調停でこのオフ初裁定、マーリンズのチゾム外野手の年俸は球団希望額の3億8000万円
マーリンズのジャズ・チゾム外野手(AP) Photo By AP
 マーリンズのジャズ・チゾム外野手(26)が1月31日、年俸調停の公聴会に臨んだが、マーガレット・ブローガン、ジーン・ボンホフ、スコット・ブッシュハイトの3人の調停人は、2月1日(日本時間2日)球団の希望額262万5000ドル(約3億8425万円)を妥当とし、チゾムの希望額290万ドル(約4億2450万円)を退けた。2月1日はチゾムの26歳の誕生日だったが、良いニュースは届かなかった。AP通信が報じた。
 今年は2月16日まで18選手が公聴会を予定しており、オリオールズのオースティン・ヘイズ外野手、エンゼルスのホセ・スアレス投手も公聴会を行ったが、裁定が下されたのはチゾムのケース初めて。

 チゾムの昨季の成績は打率・250、19本塁打、51打点、22盗塁とまずまず。しかもチームの要請に応じ、ポジションを二塁・遊撃から中堅に移っていた。ただ腰のケガで試合に出たのは97試合だった。

 調停権を得たのは初めてで、敗れはしたが、年俸は昨季の74万9500ドル(約1億971万円)から3倍以上に増えている。マーリンズはまだ2年連続首位打者のルイス・アラエス二塁手、タナー・スコット投手(29)との公聴会を残している。

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