ソフトB渡辺陸が負傷で宮崎キャンプ第1クールから無念の離脱

2024年02月02日 06:22

野球

ソフトB渡辺陸が負傷で宮崎キャンプ第1クールから無念の離脱
ソフトバンク・渡辺陸 Photo By スポニチ
 無念の離脱者1号が出た。ソフトバンク渡辺陸捕手(23)が、肋骨(ろっこつ)の骨折で宮崎キャンプ第1クール2日目から離脱することとなった。宮崎を離れて、筑後ファーム施設でのリハビリ組に移管される見込み。
 雨天の影響で屋内練習でのキャンプインとなった2月1日、A組(1軍)スタートの渡辺陸は打撃練習中に背中の痛みを訴えて、病院に検査を受けに向かっていた。

 昨オフから自慢の強打をさらに磨くために、中村晃らと福岡県内で合同自主トレを敢行。同時に1日7食の“食トレ”と睡眠を重要視し、増量にも成功していた。公称体重86キロを14キロ上回る100キロに到達。1月23日の自主トレ公開時には「フィジカル、技術とも上を目指して激しいトレーニングをしています。人生の中で一番頑張ったと思います」と打球の飛距離やスイングスピードの増加に手応えをつかんでいた。

 渡辺陸は育成入団後に支配下登録され、22年に1軍デビュー。同年に20試合で3本塁打を含む9安打9打点と強打を示したが、昨季は1軍出場なしに終わった。2軍を指揮していた小久保監督のもとで攻守で成長し、新体制で迎えるプロ6年目に再アピールを狙っていたが早々にチームを離れることになった。

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