カブス・誠也、着弾まで3.5秒超速弾 “翔平お先に”今季日本選手1号、球団3位の打球速度185キロ

2024年04月04日 01:30

野球

カブス・誠也、着弾まで3.5秒超速弾 “翔平お先に”今季日本選手1号、球団3位の打球速度185キロ
<カブス・ロッキーズ>初回、2ランを放つ鈴木(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス12-2ロッキーズ ( 2024年4月2日    リグリー・フィールド )】 弾丸ライナーが真っすぐにセンターへ伸びた。着弾までわずか3.5秒。カブス・鈴木が初回無死一塁から、先制2ラン。打球角度16度の強烈な打球は、今季の日本選手1号になった。
 「空振りでもいいから、思い切って振っていけたらという感じだった。先制できたのがチームにとって凄く大きかった」

 試合開始時の気温は5度。小雨が降り出し、シカゴ特有の強い風が吹いていた。地元テレビが「体感温度はマイナス3度」と伝える悪天候の中、火の出るようなホットな一撃だった。打球速度115マイル(約185キロ)で、スポーツ専門局「ESPN」のサラ・ラングス記者は「18年4月24日のシュワーバーの117.1マイル(約188.4キロ)、22年5月31日のコントレラスの116マイル(約186.6キロ)に次いで、カブスで3番目の記録」と説明。

 15年のスタットキャスト導入後では球団3位の超速弾だった。7回の右前打で2安打と、オープン戦で打率.459、6本塁打の好調をキープする。

 右翼の守備でも初回無死一塁の右飛で飛び出した一塁走者を刺してダブルプレーに。「風で打球も変化するしめちゃくちゃ寒いけど、みんな同じ状況。寒くないと思いこんでやってます」。14安打12得点の大勝での3連勝に攻守で貢献し、明るい表情だった。

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