激走の大谷翔平に水を手渡したヘイワード「たくさん走ったからね。移籍後初本塁打をうれしく思う」

2024年04月04日 15:17

野球

激走の大谷翔平に水を手渡したヘイワード「たくさん走ったからね。移籍後初本塁打をうれしく思う」
スミスの左翼線二塁打で一塁から生還したドジャース・大谷(AP) Photo By AP
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。開幕から自己ワースト40打席不発で迎えた第4打席で移籍後初本塁打となる今季1号を放つなど、4打数2安打1打点で5-4の勝利に貢献した。ジャイアンツ3連戦はこれでスイープとなった。
 待ちわびた瞬間がやってきたのが4―3の7回2死走者なしの場面だった。左腕テーラー・ロジャースに対し、カウント3-1からの速球を強振すると、強烈な打球は右中間席で弾んだ。大熱狂の中、ダイヤモンドを一周した大谷はベンチでナインに出迎えられると、安どした様子を見せた。

 1-1の3回先頭で迎えた第2打席は、22歳の若手左腕カイル・ハリソンの内角速球に詰まらされながら一塁内野安打。さらに4番のウィル・スミスの左翼線への二塁打で大谷が一気に本塁まで激走し、勝ち越しのホームを踏んだ。ベンチで出迎えを受けた後は、腰の張りで負傷者リスト入りしているジェイソン・ヘイワードから飲み物を渡される微笑ましい場面もあった。

 ヘイワードは試合後、大谷に飲み物を渡したことについて「たくさん走ったからね。水をあげただけだよ。彼が移籍後初本塁打を打ったことをうれしく思う。ただ我々にとって、彼にとって最も重要なことは勝利に貢献すること。それが翔平だ」とうれしそうに話した。

 また、腰の張りを訴えて負傷者リスト入りしたベテラン外野手は「私のケガは徐々に回復している。遠征にもいくつもり。いつでもどこでも助けられるように準備します」と説明した。

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