大谷翔平のドジャース1号をひまわりの種で祝福したT・ヘルナンデス「チーム全体が彼より喜んでいた」

2024年04月04日 14:53

野球

大谷翔平のドジャース1号をひまわりの種で祝福したT・ヘルナンデス「チーム全体が彼より喜んでいた」 — ドジャース初本塁打を放った大谷（左）にひまわりの種をぶちまけ祝福するヘルナンデス（AP） Photo By ＡＰ

　ドジャースの大谷翔平投手（29）が3日（日本時間4日）、本拠でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。開幕から自己ワースト40打席不発で迎えた第4打席で移籍後初本塁打となる今季1号を放つなど、4打数2安打1打点で5-4の勝利に貢献した。ジャイアンツ3連戦はこれでスイープとなった。

　待ちわびた瞬間がやってきたのが4―3の7回2死走者なしの場面だった。左腕テーラー・ロジャースに対し、カウント3-1からの速球を強振すると、強烈な打球は右中間席で弾んだ。大熱狂の中、ダイヤモンドを一周した大谷はベンチでナインに出迎えられると、安どした様子を見せた。テオスカー・ヘルナンデスにはひまわりの種をぶつけられる手荒い祝福もあった。

　この手洗い祝福を行ったテオスカー・ヘルナンデスは「みんなが祝福していた。チーム全体が彼より喜んでいた。最初の本塁打を打てて本当に良かったと思う。冗談を言いながら僕らは楽しんでいるよ。彼はいつも僕に“なんて凄いパワーなんだ”って言ってくる。僕らはただ試合を楽しもうとしているだけだ。このチームは遠征でたくさんの注目を集めることは分かっている。みんな準備はできている」と話した。

　また「2017年にアストロズからブルージェイズにトレード移籍していろいろなセレブレーションを見てきたが、我々にはなかった。今も本塁打を打ったみんなに対してやっている。年間通してやりたいと思っている」と新たなセレブレーションとする考えを示した。