新庄監督「1本、ポテンヒットが出たら乗ってきますよ」の予言通り!?野村がポトリと今季初安打

2024年04月04日 06:00

野球

新庄監督「1本、ポテンヒットが出たら乗ってきますよ」の予言通り!?野村がポトリと今季初安打
<日・楽>4回、安打を放つ野村(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム4-2楽天 ( 2024年4月3日    エスコンF )】 悩める主砲に待望の1本が生まれた。日本ハムの野村佑希内野手(23)が3日、楽天戦に「5番・三塁」で出場し、1点リードの4回1死で右前に落ちる今季初安打をマークした。前日に新庄剛志監督(52)が予言していた通りの“ポテン安打”。開幕13打席目でようやくHランプを点灯させ、この一打を浮上のきっかけにする。
 まるで予言していたかのようだった。前日の試合後、新庄監督は無安打に終わった野村についてこう語っていた。「いやいや、まだ始まったばかりじゃないですか。1本、ポテンヒットが出たら乗ってきますよ」。その言葉通り、悩める主砲の“ポテンヒット”が生まれたのは1―0の4回だった。

 1死で迎えた野村の2打席目だ。岸の初球スライダーに食らいついた。ふらふらっと上がった飛球は、右翼手・小郷の前でぽとりと落ちたポテン安打。果敢に狙った二塁で憤死も、今季13打席目でようやく生まれた初安打に「良かったです。安堵(あんど)感がありますね」と、胸をなで下ろした。

 開幕から極度の不振に苦しんだ。今オープン戦は17試合に出場し、打率・311、1本塁打、3打点。上々の仕上がりを見せていたが、開幕した途端にバットから快音が消えた。前日も2度の好機で凡退し、帰宅後は「盛大に落ち込んだ」。それでも、心を切り替えてこの日は臨んだ。

 「打たないと試合に出られない。(状態を)上げていかないといけないし、オープン戦でできたことを出していきたい」と野村は言う。まだ開幕5試合を終わったばかり。ここから本領を発揮する。(清藤 駿太)

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