阪神・大山お待たせ今季18打席目待望タイムリー「前のみんながいい流れでつないでくれたので」

2024年04月04日 05:15

野球

阪神・大山お待たせ今季18打席目待望タイムリー「前のみんながいい流れでつないでくれたので」
<神・D>4回、大山は左前適時打を放つ(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5-2DeNA ( 2024年4月3日    京セラD )】 大山が難敵攻略への突破口を開いた。先発の浜口に対してチームは試合前時点で22年7月24日から22イニング連続無得点。その今季初対戦となった先発左腕に4番が牙をむいた。
 「前のみんながいい流れでつないでくれたので、何とかランナーを還すことができて良かった」

 今季初の3連打で巡ってきた絶好の好機だった。2点劣勢で迎えた4回1死二、三塁からの第2打席。フルカウントからの6球目だ。低めチェンジアップをうまく拾って三遊間を破り三走・中野を本塁へ迎え入れた。今季18打席目で生まれた待望の今季初打点。浜口から実に26イニングぶりに奪った得点だった。

 現時点でも下半身のコンディションは万全ではない。それでも前日2日に続いてこの日も試合開始の7時間以上も前に球場入りして調整。「若手が朝早くから来てがむしゃらに練習をしている。その気持ちを忘れてはいけない」。若手選手からの刺激も力に変え、出場へ向けた最善の準備は怠らない。今季5戦目にしてクリーンアップがそろって打点も記録。「勝てたことが一番。反省と準備をしっかりしていきたい」。虎打線の中心にいる主砲はチームを勝利に導くことだけを考えている。 (石崎 祥平)

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