徳光和夫、八代亜紀さんしのぶ 「あんまり知らないでしょ?」“トラック野郎の女神”は「大型二種免許を」
2024年01月13日 13:49
芸能
八代さんが大型トラックを運転できる「大型自動車第二種免許」を取得していたことも明かした。八代さんは1977年の映画「トラック野郎・度胸一番星」でダンプの運転手を演じたことを機に“トラック野郎の女神”として多くのファンを集めた。徳光は「スターになった八代亜紀さんは“トラック野郎”のアイドルになりますよね。デコトラに“亜紀命”と書いたトラックがずいぶんとあったじゃないですか。八代亜紀さん自身も実は大型二種の免許を持っていて大型トラックを運転できたという。あんまり知らないでしょ?」と得意げにエピソードを披露した。
阿久悠さん作詞、浜圭介さん作曲で1979年に大ヒットした八代さんの代表作「舟唄」が流れると「じんとくるね。本当に名曲だね」としみじみ。阿久悠さんの歌詞は、スポニチ連載「阿久悠の実践的作詞講座」で、美空ひばりさん編にと自ら書いたものが元になった。徳光もそのエピソードを披露し「ひばりさんをイメージして書いたんですって。すると八代さんが歌を探していまして、レコード会社の目にとまりまして彼女が歌うことになったそうなんです」と説明した。
また、作曲した浜圭介さんから聞いた八代亜紀さんのエピソードも紹介した。「レコーディングに浜圭介さんが立ち会って驚いたのが、最初から自分の感性を膨らませて完璧に歌ってくれたと。彼女の何が強いかって言うと、自分の感性の中で作品を歌いこなしてくれる。そのことが八代さんの強みだと。こういうふうに歌ってくださいと言わなくても、作品を渡したら彼女は本当に素晴らしく歌ってくれるんだとおっしゃっていた」と話した。
番組内では舟唄の「肴はあぶったイカでいい」の歌詞にちなんで視聴者の「大好きな酒の肴」を募集。徳光は「巨人が勝った後のヒーローインタビューです。あれが一番の肴です」と話した。番組ではその後も「追悼・八代亜紀さん特集」として「花(ブーケ)束」や石原裕次郎とのデュエット曲「夜のめぐり逢い」などが流された。