野口健氏 九死に一生を得た昨年のマナスル登山、4度目の挑戦の理由は「先に逝った仲間の分も…」

2024年03月15日 14:34

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野口健氏 九死に一生を得た昨年のマナスル登山、4度目の挑戦の理由は「先に逝った仲間の分も…」
アルピニストの野口健氏 Photo By スポニチ
 アルピニストの野口健氏(50)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。昨年9月の登山で、九死に一生を得た経験について語った。
 野口氏は昨年9月に4度目のネパール・マナスル峰登山に挑んだ。これまで3度、標高8163メートルのネパール・マナスル峰登頂に挑んできたが、いずれも登頂できず、4度目の挑戦ふだったという。しかし、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難に陥り、血中酸素濃度が53%に低下に。肺水腫の疑いで、ヘリコプターで救急搬送され、現地の病院に入院した。

 当時について、野口氏は「お医者さんがもう少し高い所まで行っていたら、自力で下山できなかったし、ベースキャンプでヘリに乗れなかったらたぶん助からなかったと。だからこれから命を大切にしろよってさんざん言われました」

 また、どうしても登りかった理由について「一緒にずっとこのマナスルに挑戦していた仲間、山岳カメラマンの平賀淳さんと3度目(2019年)のマナスルの時に次は登ろうと約束していた。でも、彼は22年に違う山でクレバスに落ちて亡くなってしまって…」と説明。

 「4回目、行くか行かないかすごく迷ったんです。相方を失った時にどうするかというのは、登山家にとって1つのテーマでもあるんですよ。先に逝った仲間の分も山に登ると。結局、ダメだったんですけど。やっぱり山って相性があるのかもしれない。ほかの山は登れるんだけど、マナスルだけは登れないっていう…」と目を真っ赤にしながら話した。

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