野口健氏 九死に一生を得た昨年のマナスル登山、4度目の挑戦の理由は「先に逝った仲間の分も…」
2024年03月15日 14:34
芸能
当時について、野口氏は「お医者さんがもう少し高い所まで行っていたら、自力で下山できなかったし、ベースキャンプでヘリに乗れなかったらたぶん助からなかったと。だからこれから命を大切にしろよってさんざん言われました」
また、どうしても登りかった理由について「一緒にずっとこのマナスルに挑戦していた仲間、山岳カメラマンの平賀淳さんと3度目(2019年)のマナスルの時に次は登ろうと約束していた。でも、彼は22年に違う山でクレバスに落ちて亡くなってしまって…」と説明。
「4回目、行くか行かないかすごく迷ったんです。相方を失った時にどうするかというのは、登山家にとって1つのテーマでもあるんですよ。先に逝った仲間の分も山に登ると。結局、ダメだったんですけど。やっぱり山って相性があるのかもしれない。ほかの山は登れるんだけど、マナスルだけは登れないっていう…」と目を真っ赤にしながら話した。