有働由美子 母と2人で号泣した上京1年目「送られる方が寂しさが残るんだなって」

2024年03月15日 18:40

芸能

有働由美子 母と2人で号泣した上京1年目「送られる方が寂しさが残るんだなって」
有働由美子アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー有働由美子(54)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、別れにまつわるエピソードを語った。
 卒業、入学、入社など別れと出会いの季節。有働は、社会人になってから最初の別れを振り返った。「NHK大阪放送局から東京に転勤というのが割と急に決まったので、最初の社会人としての別れっていうのが、ひな鳥が親鳥に育ててもらったみたいな感じで。先輩がみんな親鳥だから、親鳥の元を離れるのかと悲しくなって」。世話になった一人一人に感謝を伝えるため、「全員にお便りを書いて、夜に皆さんのレターボックスに入れて、ちょっとうるうるしながら別れの手紙を入れて、家に帰ったという記憶があるんですけど」と、若き日の思い出を明かした。

 また「卒業生と在校生。どっちが寂しいだろう」と自問自答しつつ、「いつも思い出すシーンがある」という。それは、関西から東京への引っ越しの際、多忙のため母に手伝ってもらった時のこと。「引っ越しの荷物を受け入れる時間もなくて、母が引っ越しの受け入れ荷物のために4日ほどいて、生活を整えてくれていた」と振り返った。

 担当は早朝の番組になったため、深夜1時40分に来る迎えのタクシーに乗って出社していたという。「そこを起きて出て行く時に、“お母さん、今日大阪に帰るけど頑張ってね”って母親が言って。それまでも忙しくて、“お母さん、はいはい”、“お母さん、行くよ!お願いします”みたいな感じだったんですけど、“お母さん帰るね。体に気を付けて”って言われて、2人で号泣したというのがあって。送られる方が寂しさが残るんだなって、いつもそのシーンを思い出しながら思う」としみじみ語った。

 その上で、春に別れが待っている人々に向けて「この春、卒業とか初めて地元から離れる方もいると思いますけど、別れ慣れていない方も、その寂しさを心に刻みつけながらおいていただければと思います」と、有働なりのエールを送っていた。

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