有働由美子 母と2人で号泣した上京1年目「送られる方が寂しさが残るんだなって」
2024年03月15日 18:40
芸能
また「卒業生と在校生。どっちが寂しいだろう」と自問自答しつつ、「いつも思い出すシーンがある」という。それは、関西から東京への引っ越しの際、多忙のため母に手伝ってもらった時のこと。「引っ越しの荷物を受け入れる時間もなくて、母が引っ越しの受け入れ荷物のために4日ほどいて、生活を整えてくれていた」と振り返った。
担当は早朝の番組になったため、深夜1時40分に来る迎えのタクシーに乗って出社していたという。「そこを起きて出て行く時に、“お母さん、今日大阪に帰るけど頑張ってね”って母親が言って。それまでも忙しくて、“お母さん、はいはい”、“お母さん、行くよ!お願いします”みたいな感じだったんですけど、“お母さん帰るね。体に気を付けて”って言われて、2人で号泣したというのがあって。送られる方が寂しさが残るんだなって、いつもそのシーンを思い出しながら思う」としみじみ語った。
その上で、春に別れが待っている人々に向けて「この春、卒業とか初めて地元から離れる方もいると思いますけど、別れ慣れていない方も、その寂しさを心に刻みつけながらおいていただければと思います」と、有働なりのエールを送っていた。