有働由美子 「あさイチ」最終出演回に起きたハプニング「丁寧にやろうと…そういう日に限って」

2024年03月15日 19:00

芸能

有働由美子 「あさイチ」最終出演回に起きたハプニング「丁寧にやろうと…そういう日に限って」
有働由美子アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー有働由美子(54)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、番組の改編や番組異動の思い出を語った。
 4、10月は放送業界では改編のシーズン。担当が代わる出演者は、最後にあいさつを求められることがある。「いくつか番組を離れたりしているんですけど、最後に言うじゃない?“視聴者の皆さんありがとうございました。こんな気持ちでやっておりました。これからはこの番組を応援しています”と」と、定番の別れのあいさつを口にした。

 そんな中、9日に放送されたNHK「ブラタモリ」のレギュラー放送最終回に驚きを感じたという。「今あっさりがはやっているのかな?『ブラタモリ』のタモリさんも、最後について触れることなく、ホームページだけで最終回って。ある意味タモリさんらしい。ベトベトしていないというか、さっと風のようにというの、すてきだなと思いました」と感心した。

 自分にとって思い出に残る最後のあいさつとして、「NHKニュース10」を挙げた。00~06年まで放送されていた夜のニュース番組。有働は番組最後のメーンキャスターだった。「番組自体が閉じたんですけど。皆さん順番に、5人くらい出演者の人たちが一言ずつ言うというのがあって。“有働はアナウンサーだから、尺調整で最後”って言われて、皆さんのを聞いていたんだけど、みんな力がこもるから延びるのよ」。

 そのあおりを食ったのが有働だったという。「“有働さんも30秒くらい”と言っていたのを、15秒くらいになって」。さらに、「“この後、1年を振り返る映像が流れます”とか言うから、自分のあいさつ、“今日までありがとうございました!”みたいな感じで、全然心がこもってないというか、尺キープみたいになって。それがまず一番(最初の)、番組を終わらせる時のあいさつでした」と、ドタバタの中で迎えた最終回を振り返った。

 朝の情報番組「あさイチ」では、苦いラストが思い出されるという。NHKを対局する18年まで担当。「NHKを辞めることも、視聴者の方にも番組スタッフにも仲間にも全然伝えてなかったので、ホントに自分にとっては終わりで。最後の1日、丁寧にやろうと思っていたんだけど、そういう日に限って声が枯れて出ないという」と明かした。

 その原因は前夜にあった。「前日に出演者と番組スタッフと、軽いお別れ会みたいなのをお酒込みでやったんだけど、ちょっと飲み過ぎたこともあり、かすれ声で…」。見かねた共演者の井ノ原快彦が助け船を出してくれたという。「冒頭でイノッチが“しゃべらなくていいから”って言ってくれたんですけど、緊急ニュースが入ってきて、やらなきゃいけなかった。その時は声出さなきゃって思うから、一瞬出るんですけど、結果それでね、押すという…」と明かしていた。

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