ハライチ岩井、若手時代にTARAKOさんから励まし「まるちゃんに励まされている…すごい元気が出た」
2024年03月15日 11:46
芸能
10年以上前に1度だけTARAKOさんに会ったことがあるという。「同期の作家がスカパーのアニメ番組に作家で入って、その仕事を俺に振ってくれた。まだアニメ好きって世に知られる前。実績がまるでなかった中で振ってもらった仕事」と、アニメ好きのキャラクターが確立される前にもらったアニメ関連の仕事について語り始めた。
岩井は“天の声”を務めた。当時芸歴5年目ほどで、「いざやって見たら全然だめで。(会話に)入れもしない、原稿もスラスラ読めない。何回も読み直しするという事態が起こった。もうグッダグダ」と明かした。
意気消沈して収録ブースを出た。すると、「たぶんその番組のナレーションがTARAKOさんだったんだよね。俺が終わるのをTARAKOさんが待っていた。ブース出たところでTARAKOさんに鉢合わせた」。TARAKOさんと偶然遭遇した。「“うわ、TARAKOさんだ!まるちゃんだ!”って思った。普段だったらめちゃくちゃテンション上がってるんだけど、とにかく落ち込んでいるからすっごい暗い感じであいさつしたと思う」と振り返った。
続けて「きっとTARAKOさんは俺の天の声がグダグダだったのを後ろで見ていたと思う。暗いあいさつした後にそれを察したのか、“うわー、テレビで見ていた岩井さんに会えるなんてうれしいわ”って言ってくださった。“良かったら一緒に写真撮ってくださる?”ってTARAKOさんの方から言ってくれて、自撮りで俺と一緒に撮ってくれた」と、TARAKOさんの人柄が伝わるエピソードを明かした。
当時の岩井はまだ若手。「俺なんてその頃テレビには出てたけど、全然活躍はしていない。俺と写真を撮ってくれた。“いらないだろうなー”って思いながら」と、TARAKOさんの優しさに感謝した。
「“お仕事頑張ってくださいね”って言うわけ。TARAKOさんって普段からめちゃくちゃまるちゃんの声なの。だからまるちゃんに励まされているみたいな気持ちになってすごい元気が出た」と語った。
帰り道に、「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「アララの呪文」が頭の中で流れたといい、「悔しいのと励まされて優しい気持ちになるのと入り交じってすごい気持ちで帰った。それを次会った時に言いたかったんだけどね…」と惜しんだ。岩井は「TARAKOさん本当に優しかった。本当にありがとうございました」と天国のTARAKOさんに呼びかけた。