風間晋氏 政治資金規正法改正の与党案に「改革法を通しました、ということだけを…中身は関係なしに」

2024年05月13日 10:18

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風間晋氏 政治資金規正法改正の与党案に「改革法を通しました、ということだけを…中身は関係なしに」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が13日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民、公明両党幹事長が9日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の与党案に大筋合意したことに言及した。
 与党案で、パーティー券購入者名の公開基準額を現行の「20万円超」から引き下げ、改正案に盛り込むが、具体的な額の決定は先送りした。使途報告義務がない政策活動費は、自民が党幹部に年間10億円前後支出するなど疑問視されてきた。与党案は、政党が支出項目を公表するとした自民案と、議員に明細書作成を義務付ける公明案の間を取った形だが、開示の具体的な範囲は一致できなかった。企業・団体献金の扱いには言及しなかった。

 立憲民主党、日本維新の会などの野党は既に党の案をまとめており、企業・団体献金禁止を訴えている。与党案に対し立民の泉健太代表は「抜け道だらけで論外。自民党は裏金の真相解明にも再発防止にも後ろ向きだ」と批判。今後、衆院政治改革特別委員会の審議の難航が予想される。

 風間氏は、与党案について「おそらく自民党は通常国会でとにかく改革法を通しました、僕らはやりましたということだけを言いたいんでしょう、中身は関係なしに」と自身の見解を述べた。

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