2児の母、菅野美穂 「前を向いて進もうというエールを」余命宣告された娘のため奮闘する母親役を熱演
2024年05月13日 20:47
芸能
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23年間に及ぶ、絶対に諦めない家族の愛が起こした奇跡の実話を基にした本作。「ご家族の思いをお借りしながら、1人でも多くの方に奇跡の実話をお届けできたら」と優しく訴えた。
映画完成後に行った試写では「映画の持つ力」を感じたという。
「つらい現実を乗り越えて、前向きに前を向いて進んでいこうというエールを送れるような映画。良い映画だな」とアピールした。
本作は、ノンフィクション作家・清武英利さんの「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」が原作。「余命10年」という宣告を突きつけられた、生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美を救うため、父・宣政が人工心臓を作ろうと立ち上がる。後に、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を、「君の膵臓を食べたい」「君の月夜は光り輝く」など、死生観にまつわる感涙作を生み出してきた月川翔監督が実写化した。6月14日から全国で公開される。