吉村府知事 大阪・関西万博が赤字だった場合の負担「現時点では決まっていません。どこかで協議すべき」

2024年07月15日 12:54

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吉村府知事 大阪・関西万博が赤字だった場合の負担「現時点では決まっていません。どこかで協議すべき」
吉村洋文大阪府知事 Photo By スポニチ
 大阪府の吉村洋文知事(49)が15日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にスタジオ生出演。大阪・関西万博が赤字だった場合の負担について言及した。
 吉村氏は、赤字だった場合の負担について「万博協会が最終的に責任を負うと言っているんですが、僕はそれは違うだろうとも思っています。というのは、万博協会というのは、万博のためだけに存在するものですから、仮に万博が赤字になったら、最終的に万博協会は責任を負えない」と指摘。「だから、どうするのか考えた時には、国であり、大阪府市であり、経済界も入ってくれているので、本来ここしっかり協議しないといけないと思う」と話した。

 自見英子万博相(参院比例)が「国は補填しない」と発言していることに、吉村氏は「これを最初に言ってしまうと、そこで固まってしまう。閣議決定でも言っているんです、運営については国は負担しないというのは。それで大臣は言っているんだと思うんですが」と言い、「でもちょっと待ってと。黒字、赤字、両方出る可能性がある。赤字が出た場合について負担しないということになれば、じゃあ誰が負担するんですかと。最終責任者は誰なんですかと考えた時に、それは万博協会なんだけれども、それは国であり大阪府市であり経済界は民間で応援で入ってくれてますけれども、そこをしっかり協議しなければいけないんじゃないかっていうのが僕の考え方です」と再度、自身の考えを述べた。

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が「現時点では決まっていないというのが答えですか?」と確認すると、吉村氏は、うなずきながら「現時点では決まっていません。僕はどこかの段階で協議して決めるべきだというのが僕の考え方です」と強調していた。

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