橋下徹氏 トランプ氏銃撃の1枚に見解 批判理解しつつ「政治家に重要なのは…両方を兼ね備えた」

2024年07月15日 18:47

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橋下徹氏 トランプ氏銃撃の1枚に見解 批判理解しつつ「政治家に重要なのは…両方を兼ね備えた」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が15日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(78)が銃撃された事件についてコメントした。
 トランプ氏は13日(日本時間14日)、米東部ペンシルベニア州バトラーで開かれた選挙集会で演説中に銃撃された。銃撃で右耳を負傷したが、命に別条はない。一方、集会参加者の男性1人が死亡、男性2人が重傷を負った。容疑者は屋外会場の外からライフル銃で複数回発砲、大統領警護隊(シークレットサービス)に射殺された。

 番組では、AP通信が配信した1枚の写真を紹介。耳から出血したトランプ氏が、シークレットサービスに身を守られながらガッツポーズし、背後には星条旗がはためいているという構図だった。

 暴力に屈しない強い男を印象づける1枚として世界中で話題になっているが、パフォーマンス的なアピールには批判も起きている。橋下氏は「この態度、振る舞いを下品だとか、政治的アピールだとか、したたかだとか批判的に言う人がいるかもしれない。そういう意見もあります」としつつ、「一言、絶対言えることは、この状況でこの態度、振る舞いを取れる政治家は世界にいないですよ」と断言した。

 橋下氏も政治家時代は警護対象になり、訓練をしたことがある。「“仮に銃声がしたら、必ず下に塞ぎ込んでくれ”と言われました。何度かその訓練もしました。もし仮に同じ状況になった時、この対応はできない。それだけの迫力、胆力があることは間違いない。そりゃ賛否ありますけどね」。写真については「僕は心震えるメッセージ力は感じますね。政治家に重要なのは強運の持ち主であることと、迫力ですから、両方を兼ね備えた写真だと思いますね」と語った。

 「政策面で賛否あるから、意見をいろいろ戦わせればいいと思うけど、トランプさんが大統領になれば、世界の主導者に対してもこの迫力、ものすごい強力な武器になると思う」。一方で気になるのは、ここに宗教観を絡めることだという。「ただ一つ気になるのは、宗教的な意味合いを帯びてしまって。トランプさんが“神にご加護を”って言ったら、宗教的な意味でみんなが一致団結してしまう。そこはやっぱり避けてもらいたい」と懸念していた。

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