将棋の小山怜央四段 フリークラスから順位戦C級2組昇級へ 戦後初の奨励会未経験棋士
2024年07月15日 16:11
芸能
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岩手県釜石市出身で、8歳で将棋を始めた。高校2年生の時に東日本大震災を経験し、半年の避難所生活を過ごした。それでも将棋の勉強は続けたが、22歳の時に三段リーグ編入試験で不合格。一度はプロになる夢を諦め会社員として働いたが、再び夢に挑戦し23年にプロ入りした。「プロになってから1年半。昇級できなければ引退という気持ちだったので、凄く長かった」と振り返った。
来年度の第84期から順位戦C級2組でしのぎを削る。「棋士の先生方が深夜まで戦われているのを見て、これが棋士人生だと思う。戦えるのはうれしい」と笑顔。次なる目標を問われると「本選までの道のりが長い棋戦で本戦入りすることが目標です」と力を込めた。