小山怜央四段がC級2組昇級「ホッとしています。昇級できなければ引退だという気持ちがあったので」
2024年07月15日 16:18
芸能
同試験合格者は名人戦出場権を争う順位戦に参加資格がないフリークラスからのスタートとなるが、小山は15日の勝利で直近30局の成績が20勝10敗(勝率・667)となり、フリークラスからC級2組昇級条件の「30局以上で勝率6割5分以上」を満たした。順位戦参加は来夏開幕の第84期からになる。
過去には花村元司九段が1944年(昭19)に奨励会を経ず棋士となり、順位戦に参加した例がある。
小山四段の話 ここ数日はもうすぐ対局だなとドキドキしながら生きていました。(昇級は)プロになってからひとつの大きな目標でしたし、ここまで長かったのでホッとしています。昇級できなければ引退だという気持ちがあったので。順位戦は想像がつきませんが、普段参加されている先生方が深夜まで戦われているのを見て、これが棋士人生だと思うので、それを戦えるのがうれしい。しっかり体力をつけていきたいです。