女性スタッフの荷物を持たず…人気番組「1泊2日」出演者の行動に非難が殺到

2024年10月07日 18:00

写真=KBS 2TVバラエティ番組「1泊2日シーズン4」キャプチャー
韓国の人気バラエティ番組「1泊2日」メンバーのマナーをめぐり、議論となっている。


10月6日に韓国で放送されたKBS 2TVバラエティ番組「1泊2日シーズン4」(以下、「1泊2日」)では、忠清南道(チュンチョンナムド)洪城(ホンソン)に旅行へ出かけた6人の2番目のエピソードが放送された。

この日、制作陣は夕食を控えてメンバーを集めた後、事前にこっそり行った「マナーテスト」映像を公開した。

最年少の脚本家が両手にスイカ2玉と大きな荷物を持って通り過ぎようとした時、メンバーの反応を見るために企画された隠しカメラテストだ。映像の中でキム・ジョンミン、DinDin、ユ・ソンホ、チョ・セホ、イ・ジュンは、脚本家の荷物を持ってあげず、スタッフから非難を浴びた。

唯一、手助けしたメンバーはムン・セユンだった。
彼は末っ子脚本家が持っているスイカを見るやいなや、「こんなに重いものをどこまで持っていこうとしてるの?」と言ってすぐに荷物を持ち、末っ子脚本家が抱えていたスイカも自分が持った。この様子を見たスタッフ全員が、彼の行動に拍手を送った。

これに対してチョ・セホは「僕が今日、ソモリクッパ(牛骨を煮込んだスープ)の後、何も食べていない」とし、空腹により行動できなかったと訴えた。

また、イ・ジュンは「末っ子脚本家の荷物が見えなかった」と主張しながらも、「衝撃的なのは、僕が(末っ子脚本家の荷物を)見えてたとしても、持ってあげなかったと思う。もし、その人が大変そうに持っていたとしたら助けてあげたけれど、普通に歩いていたから……」と語った。

このエピソードは放送直後にネット上で非難の声が上がった。多くのネットユーザーたちは、ムン・セユンを除く他の出演者に対し、「性別を問わず、芸能人とスタッフの間の上下関係が見えて不快だ」という反応を見せた。

放送の直後、「最悪を極める超絶無礼で、メンバーたちも擁護不可能」というタイトルで「マナーテスト」のクリップ映像がアップロードされたが、視聴者から非難が殺到すると、「1泊2日」は公式SNSアカウントなどから、このクリップ映像を削除した。現在、映像は非公開になっている状態だ。



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